おしゃれなシールラベルの魅力を解説

シールラベルは様々な素材が使われており、プチギフトやボトルのラベルによくかわいいデザインのものが貼られています。シールラベル自体が素敵な場合もあり、きれいにはがして記念にとっておくこともよいでしょう。子供さんが小さい場合、幼稚園や小学校に入学する際の名前入れという作業があります。これを簡単にする方法として、布製のシールラベルを利用すると簡単に名前を付けることが出来ます。名前を印刷してから、アイロンの熱を加えることで布にも接着することが可能です。また接着してから洗濯してもはがれる事はありません。シールは印や印章・封印などを意味するもので、文書や証明書の真実性を証明するものでした。この封印の意味が派生して、日本ではパッケージや包装の確実性を示す封箋として利用されています。

痕を残さずにきれいにはがすためには

きれいなデザインなのでシールを傷つけずにはがしたいといった場合、できるだけゆっくりはがす事が基本です。シールは基材と粘弾性がある粘着剤が層になっています。粘着剤は素材に付着する働きがあり、はがれるときは伸びながら離れます。ゆっくり剥がせば粘着剤が残る事はないのですが、強い力で勢い良く剝がしてしまうと粘着剤が途中で裂けてしまいます。粘着剤だけが残ってしまったならば、ガムテープでペタペタと繰り返しシールを移し取るようにします。時間があるときには、ドライヤーでシールを温めます。温めることで粘着剤の粘着度を下げることができ、はがしやすくなります。家具などにドライヤーを使う場合は熱で色が褪せてしまうこともあるので、変色しないかどうか目立たない場所で試しておくようにしましょう。

もしどうしてもはがれ難い場合は

シールをきれいにはがすには、身近なものを利用して粘着性を弱めることができます。お酢はドライヤーでも取れなかったシールをはがすのに役立ちます。脱脂綿やティッシュにお酢を染み込ませて、それをぴったりとシールの上に貼り付けておきます。数分置いておくと、お酢に含まれる酸の力で粘着部分が溶け、はがしやすくなります。台所用洗剤は洗剤に含まれる界面活性剤の働きで、粘着面とシールの間に隙間を作り、取れやすくなります。この場合、洗剤をシールに塗ってからラップで全体を湿布し、10分から20分ほど置いておきます。整髪剤のムースにも界面活性剤が含まれているので、代用することができます。粘着剤だけが残ったら、まずパレットナイフで基材の部分を削り取り、塗装などがはげない様にシール用はがし剤か灯油を使います。